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 ■ 仕事としての翻訳 情報ソース            井口 耕二
 ■ 電子辞書SHOPからのお知らせ
 ■ トランネット便り 〜 “Of the people”
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 ■ 仕事としての翻訳
                            井口 耕二
 ●情報ソース

 敵を知り、己を知れば百戦危うからず……情報は重要です。

 翻訳業界に関する情報としては、いわゆる業界情報だけでなく、訳出技
 術や翻訳学校についての情報、便利な辞書、インターネットサイトとい
 った実用情報があります。

 情報ソースもさまざまです。従来型の書籍などのように一方通行のもの、
 講座のようにお金を払って情報を教えてもらうもの、そして、双方向の
 コミュニケーションをベースとした場などがあります。

 残念ながら、この情報ソースさえあればすべてがわかるというものはあ
 りません。さまざまな情報ソースの性格と傾向を知り、自分に必要な情
 報のありかを探して、少しずつ集めていく必要があります。

 情報ソースの性格と傾向をごくおおざっぱに言えば、以下のようになり
 ます。
 ・公的な性格が強くなるほど建前の情報が多い
 ・製品の販売やサービスの提供をしているところの情報は、
  その製品やサービスのいい面しか紹介しないことが多い
 ・個人が自由に発言するところは、いい面も悪い面もわかるという
  メリットがある半面、情報の正確性や普遍性に大きく差がある
  というデメリットもある

 さまざまな側面から、情報ソースを簡単に紹介します。

 ◎訳出技術に関する情報

「こういう表現はこのように訳す」というような情報は、本として、書
 店の語学の棚にたくさんあります。書いている人もさまざまなら、出し
 ている出版社もさまざまです。これから翻訳の勉強を始めようと思うな
 ら、ぱらぱらと見てみて、気に入ったのがあれば買ってみてもいいでし
 ょう。実際の仕事は「こういう表現はこのように訳す」といった場合分
 けでなんとかなるものではなく、そのベースとなる考え方や手順を学び、
 身につける必要があると私は思いますが、残念ながら、そのような形式
 の翻訳学習書はほとんどないようです。

 本による自習よりも本格的に翻訳技術を学びたい場合には、翻訳学校の
 門をたたくことになります。通学制だけではなく通信制もありますから、
 他の仕事をしながら勉強することも可能です。どういう翻訳学校がある
 かは、後述のムック本などで調べることができます。

 とりあえずお金をかけずに少し勉強してみたいということなら、自主勉
 強会に参加してみるという方法もあります。講師が教えてくれるという
 形ではなく、勉強中の人がお互いにコメントしあう形なのでレベル的に
 は高くありませんが、会場費実費ていどの安価な費用で参加できるのが
 魅力です。インターネットの検索エンジンで「翻訳 勉強会」といった
 キーワードで検索してみると見つかるはずです。

 ◎業界情報

 業界事情などがある程度まとまっているものとして、ムック本と呼ばれ
 る特集本があります。年に数回、出版され、書店の雑誌の棚に並びます。
 通信制・通学制の翻訳学校についての情報や翻訳会社のリストなども載
 っています。

 ・株式会社アルク(http://www.alc.co.jp/eng/hontsu/)
 『〜マラソン』という英語の通信教育で知っている人も多いでしょう。
 ここからは、夏前に『実務翻訳ガイド』、秋に『翻訳事典』というムッ
 ク本が出ます。

 ・イカロス出版(http://www.tsuhon.jp/)
『通訳翻訳ジャーナル』という雑誌を出しているイカロス出版からも、
 ときどき、ムック本が発刊されます。

 ◎その他

 ・社団法人日本翻訳連盟(http://www.jtf.jp/)
 翻訳会社と個人翻訳者が加盟している団体です。業界団体的な位置付け
 となるため情報はどうしても建前寄りとなりますが、一見の価値はあり
 ます。(私はここの理事をしています)

 ・翻訳者のコミュニティ

 個人翻訳者が集まって情報交換をしているところで、翻訳フォーラム
(私が共同主宰をしているところ)、翻訳パラダイス、産業翻訳の基本
 がわかるwebマガジンのフォーラムなど、かなりの数が存在します。
 Mixi内にも数多くの翻訳関連コミュニティが存在します。ブラウザで読
 み書きする形式だけでなく、メーリングリストで活動しているところも
 たくさんあります。自分が興味を持つ分野などをキーワードに検索して
 探してみてください。

 翻訳者のコミュニティは、基本的に、双方向のコミュニケーションをベ
 ースとした情報交換の場所です。このような場所は、情報が本のように
 まとめられてはいませんが、その代わり、経験者の話を直接聞けるとい
 う利点があります。回答が理解できなかったり聞きたかったことからず
 れていれば、「聞きたかったのはこの部分なのだが……」と聞き直すこ
 ともできます。複数の人から異なる意見が聞けたりするのも、こういう
 場所の大きなメリットです。ただし、回答する人の善意に支えられてい
 る場所であることを念頭におき、最低限の礼は尽くす必要があります。

 双方向コミュニケーションの場所の一番上手な使い方は、「読む・聞く」
 ではなく「参加する」です。自分にわかる質問があれば答える、成功経
 験や失敗経験を書いて共有するわけです。ふだんから参加している人の
 質問には、みんな、特に親身に調べて答えてくれるものです。

 ・翻訳会社や個人翻訳者のサイトやブログ

 翻訳会社の多くはウェブサイトを持っています。その多くは単なる業務
 案内ですが、さまざまな情報を発信するようにしているところも数多く
 あります。特に最近はブログが普及し、個人レベルで情報発信が簡単に
 できるようになったことから、情報発信系が増えているように感じます。

 有益情報発信系のところは相互にリンクしていることが多いので、どこ
 かを見つけたらそこから芋づる式にリンクをたどっていけばかなりの数
 が見つかるはずです。

【著者プロフィール】
  井口 耕二(いのくち・こうじ)a.k.a. Buckeye
  技術・実務翻訳者、翻訳フォーラム共同主宰、社団法人日本翻訳連盟
  常務理事
  高品質・高価格をめざして翻訳の現場で日々努力するとともに、オン
  ライン・オフラインの各種記事、セミナーなどさまざまな場で翻訳者
  という立場からの提言や主張を行っている。
  著書に『実務翻訳を仕事にする』(宝島社新書)、訳書に『スティー
  ブジョブズ−偶像復活』(東洋経済新報社)、『ウィキノミクス−マ
  スコラボレーションによる開発・生産の世紀へ』(日経BP社)などが
  ある。
  ホームページURL: http://buckeye.way-nifty.com/translator/
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 ■ トランネット便り 〜 “Of the people”

 … and that government of the people, by the people, for the 
 people shall not perish from the earth.

 言うまでもなく、これは1863年11月19日、Abraham Lincolnがゲティス
 バーグの、南北戦争戦死者墓地聖別式に於て行なった有名な演説の結び。
 この演説があまりに短く、また、Lincolnの口調があまりに沈痛であっ
 たがために、聴衆の黒人たちが、てっきりこれは牧師のお祈りだ、と勘
 違いして一斉に「アーメン!」と叫んだと言う。
 ただし、この句はLincolnの創始ではなく、引用だそうで、古来、出典
 をめぐって論争が続いているが、それにもまして喧しいのが、of the 
 peopleのofにまつわる論議。このofは「人民の」と所有を表わすofか、
「人民を治める」意のそれか、両説相譲らず、決着がついていない。前
 者は「人民主体説」、後者は「人民客体説」(わが国では故中野好夫氏
 がこの派)と呼ばれるが、読者はどう思われるだろうか。

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  【日本語版】https://www2.trannet.co.jp/jwh/jp/jtjc_top.asp

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 ■ 後 記

 こんなテーマパークがあったら是非とも行きたいと思うものがあります。
 それは「江戸の町」テーマパークです。え〜それならあるじゃんという
 声が聞こえます。でも違うのです。私が行きたいのは、映画のセットみ
 たいな所に侍や町娘が行き交うような場所ではないのです。行きたいの
 は完全に再現された「江戸の町」です。つまり欲しいのは「暗さ」ある
 いは「闇」なのです。夕暮れ時の裏店。日がどっぷり落ちた後の町の灯
 り。あるいは提灯一つをたよりに歩く武家町。そして月夜の明るさ、あ
 るいは月がかげった時の暗さ。こういうテーマパークが例えば藤沢周平
 の故郷―山形県の庄内地方などにできないものでしょうか。もしできた
 ら直ぐにでも飛んでいくのですが。
                              (青)
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 ※ 発行人 森本浩介  ※ 編集スタッフ 青木竜馬/竹村雅彦
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