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    ┏┏┌┌  読んで得する翻訳情報マガジン
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    ┏┏┏┏         No.153/2008.4.11

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 ■〈新連載〉仕事としての翻訳                         井口 耕二
 ■ 電子辞書SHOPからのお知らせ
 ■ トランネット便り 〜 JWH Author's Voice
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 ■〈新連載〉仕事としての翻訳
                            井口 耕二

『読んで得する翻訳情報マガジン』をお読みのみなさん、今月から月2回
 の予定で連載記事を書くことになりました翻訳者の井口耕二です。よろ
 しくお願いします。

 初回ですので、自己紹介とどのような記事を書いていくつもりなのかを
 ご紹介しましょう。

 大学工学部を卒業後、大手石油会社へ就職。会社では、米国大学院(工
 学部)への会社派遣留学をはさんで技術系と貿易関係の仕事をしました。
 翻訳は、まだ会社員をしていた時期に二足のわらじで仕事をはじめ、
 1998年に翻訳専業へ移行。

 その後は産業翻訳を主体に歩いてきました。言語は英日・日英。分野は
 会社員時代の仕事の流れであるエネルギー・環境、プラント、貿易・ビ
 ジネスのほか、子どものころからの趣味の延長である電気・電子、コン
 ピューター(ハード・ソフト)など工学系を中心にかなり幅広く手がけ
 ています。人間の手間を省いてくれるツールが大好きで、自分でプログ
 ラミングして作ることまでしていますが、翻訳メモリや機械翻訳ソフト
 は使っていません。そのようなツールを使う翻訳とは正反対の方向を目
 指しているためです。

 出版翻訳もしています。初期は『地球データブック』(ダイヤモンド社、
 分担訳で3〜4割を担当しました)と環境系のものでしたが、近年は
 『スティーブジョブズ−偶像復活』(東洋経済新報社)、『セキュリテ
 ィはなぜやぶられたのか』(日経BP社)、『ウィキノミクス−マスコラ
 ボレーションによる開発・生産の世紀へ』(日経BP社)など、IT系のも
 のが多くなっています。今年も2冊ほど訳書が出る予定ですが、両方と
 もIT系です。

 翻訳をするかたわら、翻訳者の情報交換のサイト運営にも携わってきま
 した。最初は私が翻訳者に転身するきっかけとなった@niftyの翻訳フォ
 ーラム。1997年から運営に関与し、1999年に運営責任者を引き継ぎまし
 た。その後、@niftyがフォーラムシステムを廃止したため、現在は、当
 時から一緒に運営に携わってきた友人と2人、コミュニテックスという
 システムを使って翻訳フォーラムを主宰しています。

 @nifty翻訳フォーラムでは、1998年10月から2000年6月まで翻訳JOB応援
 会議室に「二足のわらじの履き方講座」を連載しました。自分が独立す
 るにあたり翻訳フォーラムで集めた情報を中心に、自分なりの工夫など
 も含めて整理したものです。この連載は好評で書籍化を望む声も多かっ
 たことから出版社に持ち込んだところ、2001年3月、『実務翻訳を仕事
 にする』という新書が宝島社より出版されることになりました。

 訳し方ではなく、実務翻訳という「仕事」にまつわるノウハウを網羅し
 た書籍は珍しいため、『実務翻訳を仕事にする』は、絶版になった現在
 もアマゾンなどで古本の取引がかなりあります。これは評価してもらっ
 ているとうれしい半面、心苦しい状態でもあります。なにせ連載は10年
 も前のことで、古くなってしまった内容がかなりあります。翻訳者を取
 りまく環境も徐々に変化していますから。翻訳という仕事を続け、また、
 翻訳フォーラムなどでさまざまな翻訳者の話を聞くうち、新たに気づい
 たこともたくさんあります。

 これらを盛り込み、書きなおして出版できれば一番なのですが……書籍
 1冊分の原稿というのはかなりの量があります。そのため書こうとして
 は失速するということをくり返してきました。これを日外アソシエーツ
 の青木さんにお話ししたところ、「ではメルマガという形で書きません
 か。原稿の取り立てがあれば書き続けられるでしょう」と言っていただ
 き、こうして連載を書くことになった次第です。

 このようなわけで、次回からは、メルマガ形式による『実務翻訳を仕事
 にする』増補改訂版といった記事をお届けする予定です。


【著者プロフィール】
 井口 耕二(いのくち・こうじ)a.k.a. Buckeye
 技術・実務翻訳者、翻訳フォーラム共同主宰、社団法人日本翻訳連盟常
 務理事
 高品質・高価格をめざして翻訳の現場で日々努力するとともに、オンラ
 イン・オフラインの各種記事、セミナーなどさまざまな場で翻訳者とい
 う立場からの提言や主張を行っている。
 著書に『実務翻訳を仕事にする』(宝島社新書)、訳書に『スティーブ
 ジョブズ−偶像復活』(東洋経済新報社)、『ウィキノミクス−マスコ
 ラボレーションによる開発・生産の世紀へ』(日経BP社)などがある。

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 ■ 電子辞書SHOPからのお知らせ

 今回から連載を始めた井口さん、このメルマガ最初の頃からの読者の方
 なら「!」と気づかれたのではないでしょうか。
 そう、No.13とNo.14 の「翻訳者のライフスタイル研究」で取り上げた、
 あの井口さんです。
 http://www.tranradar.net/mail_mag/mail013.html
 http://www.tranradar.net/mail_mag/mail014.html

(み)は記事の詳細をすっかり忘れてしまったので改めて読み返したと
 ころ、そのボリュームと内容に圧倒されてしまいました。(なお、記事
 内容は配信当時のものですので、ご留意ください)
 よろしければそちらも是非ご一読ください。

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   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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 ■ トランネット便り 〜 JWH Author's Voice

 ある日同僚に、「大谷さんのつぶつぶカフェでランチをしよう」と誘わ
 れた。
 
 大谷さんとはJapanese Writers' House会員である、食デザイナーの大
 谷ゆみこ氏のこと。氏の代表する市民団体「いるふぁ」は、主に雑穀の
 美味しい食べ方を世に広める活動をしているが、その一環として数々の
 雑穀料理を提供する「つぶつぶカフェ」の運営や、雑誌「つぶつぶ」の
 刊行も行っている。「つぶつぶ」とは、雑穀に対する既存のイメージを
 打ち破るため、新たにつけられた愛称。今までベジタリアンフードには
 興味がなかったが、この日はおいしい雑穀メニューに、心から満足した。
 初めて体験した雑穀メニューと、カフェの心地よい雰囲気に魅了され、
 今回「スイートデー」と称して開催されたカフェでの特別イベントを、
 心待ちにしていたのである。
 
 当日、店内には、定員の40名に届きそうなほど多くの人々が集まってい
 た。テーブルに並ぶピンク色のミルフィーユを眺め、しばし幸せに浸る。
 それから、ドーナツ、ブランマンジェ……と、次々に運ばれてきて、結
 局、約2時間のイベントで7種ものスイートと2種類のお茶をふるまわれ
 た。どれもすべて、砂糖や乳製品などは使われていない。カスタードク
 リームも、卵を使わずに作られていて、なおかつおいしいのだから驚き
 だ。先日食べたランチでも、肉の代わりに雑穀が舌を楽しませてくれた
 のだが、どうやら、大谷氏の手にかかると雑穀といえども七変化するら
 しい。また、「いるふぁ」の活動には大谷氏のメッセージが隅々まで込
 められている。 
 
「グルメをあきらめないで、子どもも大人も喜ばせながら、健康な体を
 取り戻せるのが、雑穀グルメ」
「つぶつぶが主役の食生活は、地球の生態系を守り、飢餓を無くし、平
 和な未来を実現するパワーも秘めています」

 元はファンシー商品のデザイナーであった大谷氏だが、ある日、「雑穀
 を世に伝えるのが私の使命。そのためにデザインやマーケティングを学
 んできたんだということに気づいた」という。約20年にわたって雑穀の
 魅力を発信しつづけてきた氏が信じているもの。それは、ひとかたけの
 食事に込められた、「つぶつぶ」の力だろう。アメリカ発の「メタボ」
 という語がメディアを騒がせる昨今、日本発の「つぶつぶ」という新語
 が、いずれ世界にブームを巻き起こす日も近いかもしれない。

                                                           (未)

 ☆海外出版を実現するためのプロモーションサイト
 【Japanese Writers’House 】では大谷ゆみこ氏の『雑穀の書』の版権
  を海外に紹介しています
  http://www.trannet-japan.com/ep/tjc_rights_dtl.asp?rt=05000010

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 ■ 後 記

 傘の値段が安くなりました。500円も出せばビニール製ではなく、結構
 な見てくれの傘が買えるようになりました。しかしそういった傘、結構
 なのは見てくれだけで、ちょっと強い風が吹くとすぐバラバラになって
 しまいます。いわゆる接合部分の作りがてんでなっていないのです。
 ところで、傘がバラバラになったとしても文句は言えないだろうという
 コンセンサスが作り手、売り手、買い手にあります。なにせ500円だも
 のと誰しもが思っています。結果、この連環の中に品質を上げるとか、
 いいものを買いたいという流れが生じることはありません。悲しき構造
 であります。
 春の嵐が荒れ狂う朝、バス停で破れ傘を差しつつ恨みました。
「傘ぐらいちゃんと作れよ」と。あ〜冷たい。 
                              (青)
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