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営業マンの青木です。今回は当店(↑です)のお話を少々。

当店は番頭(青木)、手代(竹村)、女中頭(尾崎)、女中(野津)
といったメンバーで運営しております。

既にお買い物をしていただいた方はご存知かと思いますが、恥ずか
しながら当店はこのIT時代に取り残されたような店でございます。

つまり・・・オンラインで発注ができないのであります。
これについては「いくらなんでも」ということで、改善に向け動き
出しております。

因みに会社が大田区の大森にありますので、密かに「大森アマゾン」
を目指しております(キャバレーの店名みたいですね)。

ただその一方で、あまりにシステマティックで人と人との触れあいの
ないものにはしたくないとも思っております。「融通の利くオンライン
ショップ」、これが理想であります。

さて、秋になりますと例年通り、番頭は地方へ担ぎ売りの旅に出ます。

旅先でしでかす失敗談をこの場を借りて紹介できたらと思っており
ますので、ご期待ください。

配信停止の手続きは、誠にご面倒ですが tran@nichigai.co.jp 宛に
配信希望せず、とご一報ください。

★友人知人、親戚縁者に配信希望の方がいらっしゃる場合
http://www.nichigai.co.jp/translator/mail_mag/index.html
を教えてあげてください。

★投稿大歓迎
 「翻訳」に関する思いのたけをこの場で存分にぶつけてください。
 (できれば800字程度)
 採用させていただいた方には、「バー・ルーペ」を差し上げます。
       「贈られて・・・初めて分かるバー・ルーペ」(?)

━━━━━     コンテンツ・メニュー     ━━━━━
■ 英文学の背景
■ 翻訳ソフトへのアレルギー その1
■ 秀丸エディタを使いこなす(Windows)」その6
■ NEW 斎藤和英大辞典を引こう! その3
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■ 英文学の背景

この夏、『事典 英文学の背景』(全3巻、凱風社)などイギリスに
関する多数の著作のある、三谷康之教授にお会いする機会があった。

「私は翻訳はしませんが、英文学の研究ではその言葉の背景を知らな
いと作者の意図がどうしても理解できないことがあります。そういった
調査のために英国に渡って2年間フィールド・ワークしました」

その結果をまとめたのが「住宅・教会・橋」「城郭・武具・騎士」
「田園・自然」の3部からなる『事典 英文学の背景』である。

「3巻の中で一番売れたのは、どれだとおもいます?」

「実は〈住宅・教会・橋〉編です。というのは文学作品でも映画でも、
英米の作品には建築物の描写にこだわっているものが多いからなん
ですよ」

建築物といえば、三谷教授は『イギリスの窓文化』という、窓だけに
スポットを当てた本も出されている。

『あらゆる種類の窓が、それぞれの作品の中に、重要な意味を担って
登場しているのです。しかしながら、文化や風俗のちがいから、彼の
国には存在しても、我が国にはないタイプの窓であるために、例えば、
読書に際しても、なかなかそのイメージが結ばないのです』(『イギリ
スの窓文化』まえがきより)

ふんだんに盛り込まれた写真・イラストを駆使して解説するのが三谷
流である。

したがって、例えば「牛の目窓(bull's eye window)」がどういう形
をしているのかも分かりやすい。

 http://www2.neweb.ne.jp/wd/nichigai/tranradar/mitani.html

「さて、次のテーマは何ですか?」

「いま、まとめているのは“紅茶”です。」

「紅茶といっても、英国では目覚めの《アーリー・モーニング・ティー》
に始まり、朝食・昼食時にお茶を飲むのは当たり前、更に《アーフタ
ヌーン・ティー》に《ハイ・ティー》と続きます」

「《アーフタヌーン・ティー》のときに食べるのは、スコーン、
ケーキ、サンドイッチで口にする順番まで決まっているんですよ」

「英文学を解く上で、“紅茶”は建築物に比べても負けないくらい重要
な要素なんですよ」

静穏な研究室で涼やかな情熱に圧倒された夏の日であった。

                             (青)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 翻訳ソフトへのアレルギー その1

翻訳ソフトの営業をして何年にもなります。
最初は「なんだかクセがあって使いにくいな」と自分でも感じまし
た。しかし一度使い込んでみると、これは便利だなと実感しました。

特に決まった日程である程度の量をこなさなければならない翻訳で
は、翻訳ソフト抜きに仕事をするのはもうツライです。
たぶんパワーショベルなしにスコップ一つで道路を掘るのと同じで
はないでしょうか。もちろんスコップでもちゃんと仕事はできます。
しかし効率という意味ではどうでしょうか。
手堀で1日5m進行するとすれば、ある道路を全部掘り起こすのに
5mかける○○日間必要となります。翌日進行速度がアップすると
いうことは普通ありえません。

ところが翻訳ソフトを使用すると、この状況が異なります。毎日の
蓄積が明日の仕事をさらにスピードアップさせます。これが翻訳ソ
フトを使用する楽しみの一つです。

しかし、世の中には常に反対の意見が存在します。
「翻訳ソフトなんて使えない」という言葉をよく耳にします。
また、
「これなら自分で翻訳した方が早い!」、
「直すのに時間がかかるから、機械翻訳はかえって疲れる」、
「和訳したのをもう一度英訳して、結果が良かったら買おう」
などの意見もよく聞きます。

「機械翻訳が疲れる」というのは、ホントは新しいソフトの使用
法を学ぶのが億劫なのではないでしょうか。
もちろん、翻訳の種類によっては機械翻訳では歯が立たない種類
の翻訳があります。表現性の高い小説の和訳などは、やはり人間
翻訳がベストでしょう。

機械翻訳で代行できる部分はマシンにやらせてしまい、自分の翻
訳力はそのリライトから使い始めるという、使いこなしのスキル
が求められているのではないでしょうか。

       (株式会社ノヴァ・アジア 営業部 浅澤 弘幸)


☆翻訳ソフト体験セミナー〈無料〉
 ノヴァ・アジアさんにご協力いただき、毎月開催しています。
 講師は上記の浅澤さんです。
 10月のセミナーは↓でご案内いたしております。
 http://www.nichigai.co.jp/translator/seminar/seminar2.html

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■ 「秀丸エディタを使いこなす(Windows)」その6

マクロの続きです。今回の事例では英文テキストの処理を扱います。
OCR 処理をして PC に読み込んだ英文テキストファイルを整形する
マクロを紹介します。

◆ OCR 処理後の英文テキストファイルを整形するマクロ

行頭にある余計なスペースや、行末の不要な改行をまとめて処理します。
このとき、英文テキストの特徴である単語間のスペースを確保します。

(1) マクロファイルを保存する

キリトリセンで切り取った部分をテキストファイルとして、適当な
ファイル名前で(英文整形.mac)、秀丸の本体と同じフォルダ

c:\Program_files\hidemaru\

に保存します。このとき、ファイル名に続いて拡張子の .mac を忘
れないでください。

(2) マクロを実行する

あらかじめ、改行を除去したいテキストファイルを秀丸で開いてお
きます。

メニューで、[マクロ] -> [マクロ実行] と進み、[ファイル名] に
先ほど保存したファイル名(英文整形.mac)を指定します。
[OK]をクリックすると、マクロの実行が始まり、画面上で英文が整
形されていきます。

----- キリトリセン ----- キリトリセン -----
// 著作権者 高田祐樹 
// このマクロの再配布、無断転載を禁止します。
// 最新バージョンは http://trans.kato.gr.jp/

title"     行頭の不要スペースを削除中...";
gofiletop;
while (linecount > lineno){
	while(code == 0x20){
		delete;
	}
	#x=x ; #y=y;
	down;
	if(#x==x && #y==y) break;
	golinetop;
}

title"     不要改行除去中...";
// disabledraw;
gofiletop;
while(code != -1) {
	golineend;
	if(code == 0x0D){
		right;
		if(code > 0x60 && code < 0x7B || code == 0x28 || code ==0x22){
			left;
			insert" ";
			delete;
			}
	}
	wordright;
}

                      (文: 高田祐樹)

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■情報コーナー

【「第8回DHC翻訳新人賞」入賞者発表】
 DHC翻訳新人賞とは、日本最大手の翻訳会社であるDHCが、21世紀の
 グローバル社会に活躍できる、より優秀な翻訳家を養成する目的で
 96年に設立した国籍・年齢・性別・学歴不問の自由応募形式の翻訳
 コンテストです。公正を期すため、審査は応募者の氏名他一切を伏
 せて行われます。毎年秋と春の年2回開催しています。
 →http://www2.edu.dhc.co.jp

【第11回JTF翻訳祭】
 日本翻訳連盟主催JTF翻訳祭が「勝ち残る翻訳」―大競争時代を生き
 抜くためにと題し、10/11(東京)、11/7(大阪)で開催されます。
 詳しくは →http://www.trans-jtf.or.jp/

【TRADOS翻訳者検定】
 トラドス・ジャパン株式会社主催で、TRADOSツールのスキル検定が
 初めて行われます。第1回検定は10/25に実施されます。
 詳しくは →http://www.trados.co.jp/exam/index.html

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■NEW 斎藤和英大辞典を引こう! その3

斎藤秀三郎とは、一体どのような人物なのでしょうか。

慶応2年(1866年)仙台藩の重臣斎藤永頼の長男として生まれ、6歳
より英語学校・辛未館で学びます。明治7年、宮城外国語学校(同年、
宮城英語学校に改称)に入学。東京大学予備門を経て、明治13年、
工部大学校に入り、英語教師・ディクソンに師事します。大英百科
字典(ブリタニカ百科事典)を二度も読破する程の勉強量を誇った
斎藤ですが、その放蕩ぶりも相当なものだったそうで、卒業直前に
放校処分となっています。

その後、英語塾や中学校講師を経て、明治29年、神田に正則英語学校
(現・正則学園高等学校)を創設。明治37年には東京帝大文科大学に
出講しています。斎藤流の“英語慣用語法学”を展開、英語学の発展
に貢献した斎藤は、明治英学の三大家の一人に数えられています。

ちなみに妹のお冬(冬子)は北村透谷の恋人だったそうです。また、
小沢征爾の師匠でもある指揮者・チェリストの斎藤秀雄は、彼の息子
さん(二男)なんですね。

さて、昭和3年(1928年)斎藤秀三郎は、見出し語5万、例文12万、総
4,640頁という圧倒的なボリュームの和英辞典を独力で創り上げました。
「英米人の文章の引用は、和英辞典にはのせるべきではない」と考えた
彼は、この辞典に個人の主観、嗜好を大いに取り入れ、和歌、俳句、
都々逸、漢詩などの英訳を随所にちりばめました。日本語特有の用例
を極めて多く採用した点が大変ユニークであり、今日でも英語学史上
に残る名著と言われる所以です。

 【せんり〔千里〕】
   惚れて通えば  Love laughs at distance, Love!
   千里も一里   A thousand miles is one to love;
   会わずに帰れば But when I can not meet my love,
   又千里     A thousand is a thousand, Love.

日本語を日本語らしい英語に表現した斎藤和英大辞典。つらつらと
眺めても十分楽しめますよ。

                            (竹)
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※ 発行人 森本浩介  ※ 編集スタッフ 青木竜馬/竹村雅彦
※ 編集協力・取材 加藤隆太郎 http://trans.kato.gr.jp/
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