| 6. DDwinで辞書検索 (HDD) |
さっそく串刺し検索をしたいところではありますが、辞書をHDDにインストールしただけではまだ検索することができません。「串刺し検索」を行うためには、DDwinに辞書のある場所を指定した上で、さらに機能を有効にする必要があります。
まずDDwinを起動して、「ファイル(F)」メニューから「辞書をサーチする(S)」を選びます。サーチするドライブは「C」を、サーチする深さは「2」を指定します。
※「サーチする深さ」についての詳しい説明はこちらをご覧下さい。なお、ドライブやサーチする深さは、お使いの環境によって適宜変更して下さい。

これで「ビジネス技術実用英語大辞典」と「コンピュータ用語辞典」を検索可能になります。
HDDにインストールした辞書を検索できるようになりましたが、デフォルト(初期設定)では各タイトルごとにしか検索できません。以下の方法で「串刺し検索」機能を有効にします。
「ツール(T)」メニューの「オプション(T)」→「検索」タブ→「検索ボタンで串刺し検索を行う」のチェックボックスにマークします。これで串刺し検索が可能になります。


■「串刺し検索」の実例
実際に「串刺し検索」を試してみましょう。単語検索ボックスに“engineer”という語を入力して「検索ボタン」をクリックします。すると以下のような検索結果が出ます。

このように複数の辞書を一気に検索できますので、その語句が各辞書にどれだけ入っているか、どのように解説されているかが、すぐに分かります。

他社のEPWINGタイトルも入れてしまえば、まさに「無敵」の辞書が完成。
■「辞書グループ」の設定
多数の辞書をインストールしていて「串刺し検索」を実行すると、検索結果が必要以上に多くなってしまうことがあります。必要なジャンルの辞書だけ「グループ」化しておけば、こうした問題を解消することができます。
「グループ(G)」メニューの「辞書グループを編集(E)」を選択すると、「辞書グループ編集」ダイアログが表示されます。ドライブや深さを指定しサーチを実行すると、画面左側のウィンドウに「サーチされた辞書」の一覧が表示されます。一覧の中からグループに加えたい辞書を選択し[>]ボタンをクリックすると、右側のグループ・テーブルに選択した辞書が追加されます。この操作を繰り返せば、グループ・テーブルに必要な辞書を複数追加することができます([>>]ボタンで全部一度に登録することも可能)。
最後に適当なグループ名をつけて「OK」ボタンをクリックします。こうして「グループ」を設定しておけば、「グループ(G)」メニューから簡単に切り替えることが可能になります。

■「サーチする深さ」って?
前項にも書きましたが、検索ソフトはまず「catalogs」ファイルを探します。DDwinの「辞書をサーチする」で指定する「ドライブ」「深さ」は、「catalogs」ファイルがある場所を示す必要があります。
例えば今回の例では「ビジネス技術実用英語大辞典」と「コンピュータ用語辞典」は、Cドライブの下の「EPWING」というフォルダの下の「bztech」「comp」というフォルダに、それぞれデータをコピーしました。それぞれの「catalogs」ファイルは「bztech」「comp」の下にあります。
この場合、Cドライブの直下を「0」と数えますので、深さは「2」となります。

もっと多くのフォルダを作成し、その下に「catalogs」ファイルを置いた場合、より深い階層までサーチする必要があります。ただし、あまり深い階層にデータを置いてしまうと、辞書のサーチだけでもかなりの時間がかかってしまいます。