![]() 当コラムは、『読んで得する翻訳情報マガジン』に掲載された記事原稿に加筆補正したものです。 |
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| ■ 古き良き時代の生きた「日本語」コーパス | |
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日本英語学史上に残る大著『斎藤和英大辞典』(斎藤秀三郎著、日英社、1928年刊)は、古き良き時代の美しい「日本語」の用例・文例の宝庫。英訳しにくいとされる俳句、和歌、漢詩、都々逸、流行歌詞などが多数収録され、70年以上経過した現在もかつての日本の習俗や日本人の思考を英語に翻訳・表現する上で欠かせないユニークな和英辞典です。たとえば、古池(An old pond)の項を引いてみてください。次の有名な松尾芭蕉の句が現れます。 古池や Old garden lake! 「水の音」=「sleeping echoes」という辺りに翻訳のエッセンスがギュッとつまった感じがしますね。本コーナーでは、日外アソシエーツの復刻新版より面白い文例・珍しい用例をピック・アップして斎藤和英大辞典の魅力をあまねくご紹介していきたいと思います。 | |
さて、翻訳者の方々の頭を悩ませるものの一つに「色」があると聞きます。古来より日本語では「色」を表すボキャブラリーが豊富なようです。早速、『NEW 斎藤和英大辞典』より「色」にまつわる言葉を集めてみましょう。 CD-ROM版を使って「色」というキーワードの後方一致で検索を掛けると、一発でまとめて抽出できます。CD-ROM は実に辞書向きの媒体と言えるでしょう。さて、皆さんご愛用の辞書にはいくつ載ってますか? おなんどいろ〔お納戸色〕 〈名〉 Greyish blue | |
| 初出 2001.7.3 / 2001.8.21 (竹) | |
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