NICHIGAI Introduction Party
  CD-ROM辞書の中から例文や用語を抜粋してご紹介するコーナーです。
   
  『イギリス「窓」事典―文学にみる窓文化』編 Part 3
   
  イギリス「窓」事典No.144からご紹介してきました『イギリス「窓」事典』、今回は第III部 Supplement(補遺)からの抜粋です。第III部の構成は以下の通りです。

1.Rooms & Windows 「部屋の間取りと窓」
2.Customs & Expressions about Windows 「窓にまつわる習慣と表現」
3.History of the Window 「窓の歴史」
4.Window Tax 「窓税」

では、お馴染みのクイズ形式です! 
(1)〜(3)の窓に関する表現は、(a)〜(c)のどの項目に該当するでしょうか。

(1) Window Tax

(2) window cleaner

(3) sign in the window
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(a) Wallace and Gromit

(b) VACANCIES

(c) blind window

'2.Customs & Expressions about Windows'と'4.Window Tax'からの出題です。
   
 
 
<クイズの答え>

(1) Window Tax 窓税
(c) blind window 盲目窓

 ☆17世紀の末から19世紀中葉にかけて、窓は課税(Window Tax)の対象になったが、
  中流階級には最も荷の重いものであった。そこで、税の対象から外す目的で既存の
  窓を塞ぎ潰す方法も取られた結果によるもの(blind window)。 ちなみに、こういう
  処置をされた窓は依然として各地に残存している。

(2) window cleaner 窓拭き屋
(a) Wallace and Gromit ウォレスとグルミット

 ☆窓の種類にかかわらずその汚れ、つまり'dirt'(土ぼこり;ちり)、'grime'(煤の汚れ)、
  'smear'(油汚れ)など、を落として磨くことを仕事とする人を指す。

 ☆"Wallace and Gromit" :ニック・パーク監督によるイギリスのアニメーション映画。
  Wallaceは生計を得る手段としては、この「窓拭き屋」もしている。

 ★ウォレスが窓拭き仕事に出かけるシーンは、「ウォレスとグルミット、危機一髪
  (A Close Shave) 」という映画で見ることができます。昨年DVDが発売になった
  「ひつじのショーン(Shaun the sheep)」もこの映画で初登場。

(3) sign in the window 窓に出される掲示
(b) VACANCIES 空室あり

 ☆民宿(B&B)などの'VACANCIES(空室あり)'とか'NO VACANCIES(満室)'などと書かれた
  掲示は、窓のところに吊されたりするのが通例である。

 ★日本でも喫茶店のガラスドアや窓の内側に'OPEN'とか'CLOSED'とか掲示板を下げて
  ますね。同じような光景です。

注:☆:本書からの引用です。
  ★:おまけです。

さて、3回に渡ってお送りしました『イギリス「窓」事典―文学にみる窓文化』ですが、この回でひとまず終わりです。もっとご紹介したかったのですが、やはり本書で綺麗な写真を眺めながら、お読みいただきたく思います。

◇『イギリス「窓」事典―文学にみる窓文化』の詳細はこちら
  写真の一部をご紹介しています。

  読んで得する翻訳情報マガジン No.146/2008.1.11(一色)
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