NICHIGAI Introduction Party
  CD-ROM辞書の中から例文や用語を抜粋してご紹介するコーナーです。
   
  『イギリス「窓」事典―文学にみる窓文化』編 Part 1
   
  イギリス「窓」事典イギリスでは100年前の建物なんて当たり前、500年前の建物でも外見はそのままで、室内を改装して普通に使っています。だからでしょうか、それぞれの窓に個性があり、歴史があります。

そこで、クイズです!
(1)〜(3)の窓の種類は、(a)〜(c)のどの建物にみられるでしょうか。

(1) Fanlight(Fan-flight) :扇窓、扇形窓、扇形欄間窓

(2) Oriel Window :オリエル窓

(3) Rose Window :バラ窓
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(a) エクセター大聖堂

(b) シェイクスピアの生家

(c) ダウニング街10番地(イギリス首相官邸)

イギリスの風景をよーく思い出してください。
   
 
 
<クイズの答え>

(1) Fanlight(Fan-flight) :扇窓、扇形窓、扇形欄間窓

(c) ダウニング街10番地(イギリス首相官邸)

 ☆玄関ドアの上部に取りつけられた半円形あるいは楕円形の明かり取り。
 ★T.ハーディー『エセルバータのお手並み』、映画『ガス燈』など。

(2) Oriel Window :オリエル窓

(b) シェイクスピアの生家

 ☆出窓の1種。腕木や持送りで支えられ、2階から張り出している場合もあります。
  一般の辞書では「出窓」と訳されていますが、本書では、bay window(角形出窓),
  bow window(弓形出窓)とは別立てで解説しています。
 ★W.スコット『最後の吟遊詩人の歌』、J.K.ジェローム『ボートの三人男』など。

(3) Rose Window :バラ窓

(a) エクセター大聖堂

 ☆大聖堂など教会の正面入口の上、あるいは南北にある翼廊入口の上などに
  組み込まれた円形の窓で、バラの花や葉形飾りを象って曲線を描くトレーサリーを
  模様にしています。
 ★K.フォレット『地の柱』、L.ハント『ロンドン』など。

注:☆は本書から抜粋、または、本書を参考にした解説です。
  ★は本書で紹介されている文学作品です。

本書はずしりと重いです。なぜなら、330点もの写真や図版をきれいなままで掲載するために光沢のある紙を使っているからです。机の上に広げて、紅茶を飲みながら、じっくり眺め、お読みください。

◇『イギリス「窓」事典―文学にみる窓文化』の詳細はこちら

  読んで得する翻訳情報マガジン No.144/2007.12.7(一色)
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